劇を楽しみつ。。。

恋愛戯曲なる劇を拝見し、大いに楽しみつ。かの大学の劇団とあらば、2時間半という長時間、最後まで面白く、先輩のエネルギーに驚くことこの上なし。また、演劇部なるものの空気久しぶりに感じつ、この六年自分が浸りたる空気なり。

今日はまた、クラブ棟にて、蜘蛛の巣その戸にかかりたる様見つけたれば、喉の調子芳しくなく、このところ腹筋なども衰えたる我が身に、更なる寂しさと、情けなさを覚えたるなり。ああ歴史の波よ我が恩師たち、大先輩たちが偉業までも、な葬りたまひそ。。。

昼は、数学の試験前にして七夕の笹飾りたるに祈る我が親友見て、我に返りつ。ああ、心地よき風の、七夕の晩とあらば、またうす曇たるを悔しく覚え、空見上げるのみなり。街の乙女たち浴衣着て、商店街を歩くともこの様な悔しさ覚えるべきか。アーケードの下にして――。